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エステコラム“ハート&ソウル”玲子プロフィール

Vol.15 -「緩和ケア研究会」-
  緩和ケア研究会ってなに?と普通は思いますよね。これはこの間私が発表の場を戴いた京都滋賀の緩和病棟をもつ病院の先生や看護婦さんを対象にした集まりの会でして、各病院で行っている取り組みと成果を発表する場のこと。だいたい150人ぐらいの病院関係者が集まっていた会のことです。

私なんかがお世話になる病院というのは町医者さんがほとんどで、「どこも木曜土曜の午後は休みなのね」程度にしか思っていませんでしたが、結構こうゆう会やあつまりをあちこちでされていて、日々勉強されてるから同じ日に休みが多いのかな?と病院に関わるようになりそんな事を思うようになりました。

この研究会では5分くらいの内容をスライドなどを使って発表したのですが、このときに使用させていただいた写真(足の浮腫みの写真)は男性のもので結構これでもかっていうぐらいに足が病気のためむくんでて、足のマッサージの後すっきりする為、本人が自分からその状態を写真に取ってほしいと言っていただき了解を得て今回のスライドの中に入れたのでした。

病院には3週間ぶりにいったのですがその男性はちょうど3日前になくなっていて今日はかなりショックでブルーな気持ちです。

この研究会でも話したのですが、彼は半年前ぐらいに退院して2ヶ月ぐらい前だったかに再入院でこられその頃は結構話をしていても始めは「辛い・なんでこんななったんやろ」とかの言葉で病室中が一杯になるのですが、だんだん足の腫れがひいてくるのと同時にその言葉が少なくなり病室でできる事はないかな?とか写真をとることの了承を得た後「そんなんでちゃんと取れてるか?こっちから僕がとったほうがいいんとちゃうか」などといったように言葉の中に一筋の希望をもっていただけてるかなと思える前向きな言葉をいただけるようになっていて、私も彼がこれから少しでも痛みから解放されるように努力したいなと思っていた所でした。研究会ではそんなことを写真をまじえながら話していたのです。

でも始め壇上に上る時は緊張していてかなり“がちがち”の鬼瓦のような顔で話始めたようで結構こわがられていた様子。そう顔にでるのですよね。考えてることって。

さっきの話じゃないですが緩和ケアは人の出入りがやはり激しい場所で、今日入らせていただいた人のほとんどが新しい人でした。
そんな中私とたいして変わらない年齢の女性がいらしてて、ほとんど寝ておられた状態で家族の方と話しながら足のケアに入らせていただいたのですが、寝ている分意思の疎通ができないので顔の表情を確認しながら又は呼吸の深さを確認しながら入っていきました。彼女は部分眉間に皺がはいるかなと思いましたがほとんどは皺が伸び、普段痛みを薬で抑えているのですがその痛みの緩和に一役かうことが出来てるように思え又その姿を家族の人が確認し家族の気持ちが少し和らぐ事ができよかったと感じ、その部屋を後に次に次にと部屋を回っていったのでした。もちろん病棟から指示を戴いてる人に・・・。

皺は表情が作り出します。顔にある筋肉は特殊で骨や腱に始まり皮膚で終わるという特殊な形態をしていて、その皮筋の収縮で顔にくぼみが出来表情をつくるのです。何気にその表情を読み状態を確認するのも仕事だと思っています。この彼女ではありませんが、半年以上入院している女性の鼻の穴の形が病状とともに変化していると思えるのは人相は脳相と考える私にはちょっと発見でもあるのです。

今日は悲しい出来事とやりがいと2つを感じる日でした。
これから医療の仕組みが変わっていこうとしている中いろいろな問題が私達の世代にのしかかってくるのだろうと新聞報道などを見ていて目にそのような言葉が飛び込んでくるたび感じています。

先日も知り合いが乳がんの疑いがあり現在病院にかかり始めたり、今回ここで話た2人も若く病気は人事ではなく交通事故のようにいつあたるかホントわからないものだな。とこうゆう仕事をしていてつくづく思うようになりました。交通事故もやはり日ごろの心がけが多い人はその確率がまだ少なくおおちゃくな人の方が確立がおおいのではないかなと車を運転していてつい感じるのです。年末はなにかと急ぎ足になりがちですから・・・。だから予防と確認(検査とか)は邪魔くさいけどしておきたいなとつくづく思う今日このごろなのでした。

  → Vol.16 -「開運メーク」-
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