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雑誌に何度か取材してもらいこの夏は少し新しく来店してくださる方が重なりました。
同業者、初めてトリートメントを受ける人、エステ慣れしている人、目的意識がはっきりしている人、これからこのような仕事をしようとしている人。同じトリートメントを受けるでも多種多様といった形でした。
当店は以前からこれからこのような仕事をしようと思っている人やお店を開業しようとする人がちょくちょくいらっしゃることがあります。そんな中で今回こられた方との話しでふっと書いてみようかなとおもった事があります。
「なにかを盗めたら」という発想で来ましたき!が彼女の第一声でした。
先日主人が新幹線の中で読むのにゼロという漫画を買っていたのですが、何気にその漫画をソファーでぱらぱら読んでいたのです。
其の中に有名パテェシエのところで働いていた弟子が働いているのに「何も教えてくれない。」と店を飛び出し自分の店をだします。レシピだけ盗んだけど同じようにならずある細工をし店を繁盛させます。がはじめはよかったけど結局はそれが原因で自滅してしまう。そして主人が亡くなってしまったことでその息子が贋作を作るゼロの力を借りて主人が造っていた本物の味を復活させる。という物なのですが、それを読んでいて自分が仕事をやり始めた頃を思い出しました。よく先輩から「仕事を盗め」といわれたことを。
其の頃はなんの事だか・・・それより一から言ってくれなきゃわかんないよとふてくされていた事確かにありました。でも今振り返るといろんなことを盗んでそれを自分の中で消化していったことが今に役立っていることが大変多い事には驚かされます。
やはり会社はプロ養成のための大学院なんだなと思います。
盗むというのは言葉は悪いけど成長のためには必要なことで、更に盗みなさいといわれてる中で盗むのは本当に深いものがあるのだと思うのです。
今スクールを卒業されそのままサロンを開業される方も多くなってるようです。私はスクールはその仕事をする切符を手に入れただけにすぎないと思っています。
実際現実起こることは本当に多種多様いろんなことがおこってきます。そんな中で会社に入る事で習ったこと以外の仕事をする上での大切な事がなにであるのかが漠然と見えるようになってくるのだと思います。
漫画のようにお助けマンは来ませんから自分で解決していかねばならないようになるのですから・・・
当店を盗む対象にしていただいたことは光栄な事です。
でも中に入って盗んでいかないと身につく盗みにはならないと思います。
本日は対象が限られた人に対してになってしまいました。
まあでもこれを読んでなにか引っかかりがもてた人は漫画の方たしか54巻?(ほんとかよー)のを見てもらうと何か感じてもらえるのかもと思っています。
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