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エステコラム“ハート&ソウル”玲子プロフィール

Vol.34 -「構造と機能は互いに関連し合う。〜へそ編〜」-
  体の機能低下が長期にわたると構造にも変化が生じてくる。
体とは不思議・・・。たくさんの人の体を触れば触るほどこの言葉が頭に浮かんでくるのです・・・。
病人から健常者の人までたくさんの人の体をさわってきましたが、触れば触るほど「心と体は繋がっている。そしてそれは顔にも繋がっている」という結論に繋がるのです。

其の中で今日は体の中心「へそ」をとりあげ、その繋がりを感じていただこうと思います。

春に向かい薄着になり、若い子たちはへそが出ているのを気にすることなくジーンズをおしゃれに穿く、という季節が近づいてきました。
外人のかっこよくジーンズを穿きこなす姿と、日本人の穿きこなす姿との若干違いを感じる場所は、やはり「へそ」の位置。そう外人は位置が日本人の位置より高めにあり日本人はやや下付きにある方が大半で、同じジーンズを穿いてるのに違いを感じるのは体系だけではなくへその位置も大きなポイントとなっているのです。

体系的には、今は外人に負けず劣らずに私達日本人の体系もかわって来ましたが、中心である「へそ」の位置は同じとはいかない。こんなところに肉食で育ってきてない民族の歴史を垣間見ることができます。やはり腸が少し長い分だけへそも下付きなのでしょう。

そんなへそ。このへそも人によって様々な形・ゆがみ・引っ張られる方向などあります。
でべそであるとかの形は別にして、この引っ張られる方向による形の変化があるというところに注目をしてもらおうと思います。
へそには辺縁・側壁・底部の3つがあります。
これがどの方向に引っ張られ、結果どう歪んでるのかを見れば、きつく滞った部分と閉塞している部分の方向と位置がわかります。
へその下には臓器があります。この引っ張ってる力は、表面に近い組織や特定の臓器、または組織に影響を与えている場合があります。へそを中心にし、その下に臓器図を描くように考え、どっちにへそが引っ張られてるかを考えると素人さんでもイメージがわくかもしれませんね。

一例。つい最近いらしていた女性を例に挙げお話してみようと思います。

彼女は20代。足のむくみと腰痛が悩みでいらっしゃいました。
仕事柄もあり仕事中の姿勢が悪くなりやすい。これは環境が変わらない限り変えようがない現状です。
でも予防は出来るのでその予防の意味で来店されています。

この方のへそは下方向に引っ張られているへそです。

この下方向に引っ張られているへその時は、消化不良と慢性痛の原因になるといわれています。
そして下に引っ張る力の緊張は、腸が絡み合う原因になり大・小腸を圧迫し精神的な問題や悪夢などよくみる原因になる事もあり、下側に痛みが発生しやすくなるといわれています。

何かを感じ、すぐ何とかしたいと感じる所は、20代のころであればやはり美容的な事になります。
ですが皆年をとり日々老いていくのです。次の30代には少し老いを感じる出来事がたびたび現れ美容もさる事ながら別の事も気になりだす状態になります。当店では80才前までいらっしゃるので美容も去ることながら健康についてのアドバイス等を求められることが年代が上がることと一緒に多くなっていきます。
そんなときへそに力があるのかという事も大切なチェックポイントになっています。

良いへそとは、へそが丸く中心にあり左右対称で引き締まって弾力があるへそのこと。
のぞましくないへそとは、硬く強くはっていたり、やわらかく弱弱しいへそのこと。
へそを引っ張る力はどのようなものでも体の中心をゆがめるものなのです。

20代の彼女は毎日へそを観察しているそうです。
そして腰痛がきつくならないために腰痛予防の体操をしてもらい、フラダンスのような動きで腰の周りの筋肉を緩めできるだけ体がどちらかの方向に引っ張られないように予防してもらっています。本人いわく、その事を見過ごして年をとり、年齢がいってから「私今まで体を酷使してきてたのね」と改めて反省しないですむようにしたいそうです。

私も人のことはよくわかるのに自分の事は若干後回しぎみな傾向があるのでちゃんとせねばな・・・春だし。
と考える今日この頃なのでした。


  → Vol.35 -「学会と仲間」-
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